永年の経験で積み重ねたノウハウが生きている紙製品のプロ集団です。
当社は1947年1月創業以来、箱などに使う厚紙と呼ばれる紙を使った印刷物を主に受注・生産してまいりました。そして、得意分野として約78年間の今日まで歩んで参りました。当初の仕事は戦後間もない時期で、着るものが不足している中、製品(セーター等)に吊り下げて、優良メーカーの糸素材を使用していることを表示した下げ札(ラベル)の製作からスタートいたしました。その後、関連資材の取り扱いを広げて参りました。
それらのものづくり(生産)の中で、品質向上、合理性、価値向上のための工夫を重ね続けております。特に苦労したのは厚紙の取り扱いであり、印刷工程からその後の加工まで難易度が高いものです。厚紙は普通の薄紙に比べ、表面の品質やその他の癖、不可解な部分が多く存在します。しかし、商品を保護し、その内容を一目で表示するためには最も重要な素材です。それは1番上に着る上着のようなものであります。
また、当社が長年生産して参りました下げ札は、商品に表示するためのものであり、糸がついたものや糸がついていなくても、高品質をわかりやすく説明し、イメージアップを図るための重要なアイテムです。厚紙の上に滑らかでない表面、印刷インキの乾き難さ、耐摩加工や強度の問題解決と安定化のノウハウを日々研鑽しております。
なぜ箱は安定していかないといけないかと言いますと、箱は商品を長く数年にわたって販売するための見える入れ物であり、そのイメージが常に一定であることが不可欠です。夏も冬も同じ見た目にするためには品質管理が常に大切です。品質の維持、スピード、コストを抑えた製品仕上げ、これらが常に我々の課題であります。
そのため、我々が長年培った技術、品質にこだわる考え方、実績が、当社の箱事業に生きております。今後も100年、200年と絶やさず続けていきたいと考えております。
信頼と歴史のある当社にぜひご用命いただき、安心・安全、高品質の維持、そして付加価値を高める商品拡売のお手伝いを徹底して行って参ります。どうぞ当社の姿勢をご信頼ください。
また、当社の事務所がある京都四条の船鉾町は祇園祭りの際、華麗な船鉾が建てられます。船鉾は、神輿として神様を収め、守り、崇めるための箱です。この大きな役目を持った箱の精神を当社も守っていきたいと考えております。
お客様に安心できる商品をお届けするための説明資料作りを行っております。具体的には、マニュアル作りです。お客様に安心・安全にわかりやすく、次のステップに繋がるためのツールとして、製品の正しい理解を助長するために日々新しい提案をしています。
ぜひ、前向きな株式会社ムーブにご用命ください。